渋海川防災安全工事20170306既設サイフォン撤去

2017年3月6日渋海川広域河川一級(防災安全緊急)既設サイフォン撤去工事

渋海川広域河川一級(防災安全緊急)既設サイフォン撤去工事

紹介の現場は、新潟県長岡市。目立つ施設としては、長岡東西道路404号線フェニックス大橋がある。

工事内容

渋海川右岸長岡市において、既設サイフォンの呑み口部の構造物の取り壊しを行う。

サイフォンとは

まずリポーターはこれを青函トンネルと喩えた。海の下のトンネルを掘るように、渋海川を横断する形で農業用水のトンネルが下を通っている。水圧によって対岸に水を送る。手順としては、新設サイフォンを作ってから、長い年月によってブロックが流された古いサイフォンを撤去する。映像内の説明から作業工程の複雑さがうかがえるが、渋海川の川幅を拡げる工事において、内側に既存の堤防と、外側の新設堤防が出来るわけだが、新しいサイフォンを作り、新設堤防と連結させ、それから川の中の古いサイフォンを撤去すると理解してよいと思われる。

工事の目的

昭和53年6.26水害で渋海川の堤防が破堤し、これにより周辺地域は大きな被害に見舞われた。翌年から中小河川改修事業として、施設の改築、流下断面確保のために河道改修を実施している。まとめると川の流れをスムーズにするという事である。

今後の利便性

新設サイフォン完成により、下流部での農業用水の流れがスムーズになり、旧サイフォンを撤去することによって河道角部に支障物がなくなり水の流れがスムーズになり、水害防止効果が期待出来る。なお、旧サイフォンは取り壊された後、路盤材料として再利用される。

最後に、「ヤングタウンクリエーター」は、一人前の現場代理人になりつつ、自分より若い人材に建設業の良さや、やりがいと伝えていきたいと、語った。

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