伝統漁法「コラル」
オレンジ色に焼ける朝日の中、マグダレナ川の漁師達の舟が出る。彼等の漁法は集団的で持続可能な漁業技術である「コラル」だ。
コラルとは元々、家畜用の柵囲いを意味する言葉で、この漁法でも漁場を複数の舟で囲んで、中心部に網を投げ入れたり、自分の近くに居た魚を網で捕ったりしている。
マグダレーナ川は、 コロンビアからカリブ海に流入する川で、この国の領土の24%を占める。
大学等で環境保護の観点から色々な仮説が議論されるが、ここに住む謙虚な人々は、それよりも保全の感覚を持っている、とコメントで称えられている。
日々の生業のための道具を丹念に手入れする漁師のひたむきな姿があった。
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