アゼルバイジャン、ラマラマの滝
車をクラッシュテストしながら滝見物
アゼルバイジャンのラマラマ(あるいはラムラマ)の滝は到達が困難な場所である。高地への道はかなり難しい試練を通過しなければならない。
道路は砕けた石でいっぱいだ。普通の自動車で行こうものなら、自動車の底に石が当たって車体に深刻なダメージを与える。この過酷な試練は旅人には深刻であっても、地元住民はこれをビジネスチャンスとして活用している。
旅人は案内人が待つ停車場で一旦車を降り、そこで案内人の車へ乗り換えて旅を続ける事が出来る。案内人の自動車のフロントガラスには石の衝撃で穴が空いていた。
今ではその試練もアスファルトで塗り固められ、この問題は一部解決されたという。
夏の暑さにもかかわらず、ラマラマの滝には信じられないほどの涼しさがある。 水域の豊かさと多様性は、川、湖で構成され、観光客だけでなく地元住民の間でも非常に人気のある滝の存在が特徴である。
夏になっても中の水は氷のように冷たい。
高所から水が落ち、様々な方向へ飛沫する。夏の明るい太陽の下、水晶のようなおすそわけを旅人にくれるのだ。