BRINCANDO EM UM RIO DO JAPÃO...@youtube
ブラジル人から訪れた家族が何組も日本の川でキャンプを張って遊んでいる。結論から言えば、場所が全く特定できなかった……。
手がかりになりそうな映像は何点かあった。
不明瞭ながら交通標識が画面の上部に映った。場所を特定するのにこれ以上確かなものはない。少し明瞭度合いを上げるが、文字がつぶれていて全く解読出来ない。警察が使っている防犯カメラから文字を割り出す特殊ツールが欲しいくらいである。
仕方なくこれをグーグル画像検索で調べる事にした。元の画像より鮮明にしてあるため、AIに懸ければそれで解決するはずであった。
しかし、検索結果は、
一致する画像なし。類似する画像群は「コンピューターのブルースクリーン」だそうである。さすがはIT先進国日本、ブルースクリーンを国道に高々と掲げる時代になったのである。
特徴になりそうな風景をスキャンして諦めずにAIに懸ける。中国の川であると診断された。
河川管理局らしい看板もあった。これも巧妙に木の枝で隠されていて、特定出来ない。教育委員会の看板もある。「名○○教育委員会」という文字が見える。特定出来そうではあるが、単に名義人教育委員会と書いてあるだけのような気もするのである。
というより「あぶない!」とはっきり書いてある。本来立ち入りが許されていない場所ではないか……。
コメント欄から手がかりを探る
動画を閲覧してもらえるとわかるが、膨大なコメントが寄せられている。こんなアバウトな情報で人気が出るというのは、まったく妬ましい限りである。コメントの大半はポルトガル語である。実は筆者はポルトガル語は不得手なので、頭がしびれて来るのを自覚しながらも読み進めていく。しかし、これだけコメントがありながら場所について誰も言及していない。
ところが、一点だけこの中に光明が見つかった。
「名張川では」
というコメントが発見出来た。
名張川をグーグル画像検索で調べる
「名張川」というワードでグーグルで画像検索をしてみる。どれも似ているようでありながら、決め手に欠ける。飛び込む場所を見つけたかった
あくまで動画の中の雰囲気からの推察だが、川に飛び込むスポットを探していたらしい。「30メートルの高さから飛び込んだ」という本人に対して、「あれは5メートルだ」「日本ではあれが30メートルなんだ」というコメントが寄せられる。場所に関する言及はほとんど無い。彼らにとってここはアバウトに「日本」であるらしい。この記事の場所も彼らの意を汲んで「JAPÃO」としておく。